Pocket

ジブリ映画って内容はもちろんですが、音楽もものすごくいいですよね!
もののけ姫のラストシーンのいい曲。

もののけ姫を見ながら犬のしつけを語ってみた

もののけ姫という誰もが知っているジブリの名作長編アニメがあります。
僕はもちろんこの作品が好きなのですが、これを普通に語ってもしょうがないと思いまして
犬のしつけを考えるというちょっと変わった目線から語ってみたいと思います。

これ壮大で超いい曲です。30秒あたりから誰もが絶対に聞いたことあるフレーズになります。

ちなみにこの曲のタイトルであるアシタカ記の「記」(せっき)は
「草に埋もれながら人の耳から耳へと語り継がれていく物語」を意味する
宮崎駿監督の造語だそうです。

実は「アシタカ記」は宮崎駿監督が「もののけ姫」の正式タイトルに決めたそうですが、
鈴木プロデューサーが「もののけ姫」で押し通したというエピソードがあるそう。

 

おっと話がそれてしまいましたね。

生き物の話す言葉

これが今回の主題です。
生き物の言葉について。

このもののけ姫という作品には様々な動物が出てきます。
シカ、イノシシ、山犬、架空の動物もちらほら。

そしてその動物たちの多くは(物語の都合上)日本語を流暢に話します。
言語を使って他の個体ととても円滑にコミュニケーションを図っているんですね。

特にヒロインのサンの家族ということで山犬(狼みたいなもの)の親子が出てきます。
この山犬の親子はサンと日本語で会話をするのですが
このイメージは当たり前ですがフィクションです。

あなたの愛犬が
「私たちと同等の知性を備えている」と言う発想は実は大変危険です。

彼ら犬たちが
「道徳や倫理や善悪をわきまえていて、それらを使って物事の考え、

飼い主であるあなたに一生の忠誠を誓い、あなたのことを日々考えている。
そして喋ることこそできないが、犬は私たち人と同じ感性を持っている。」
という考えを持ってしまいがちです。

これはもののけ姫やジブリアニメだけに言えることではなく
ディズニーなどはもちろんあらゆるアニメに全く同じことが言えて
犬に対しての誤った認識が広がる原因となっています。

僕たちは幼少期から、様々なアニメや映画の物語で
このような動物の表現に当たり前に触れています。ですので
そう考えがちになるのは当たり前のことだと言えます。

最近はテレビの動物関連の番組も注意が必要です。
見ている分にはかわいいし楽しいのでいいのですが
ナレーターの方や声優の方が動物の声を吹き込んでいます。

つまり動物が高度な知性を持つと刷り込まれてしまっていませんか
と言うことを言いたいのです。

犬の思考は結構単純

実際のところどうなのかと言うと
彼らの思考は結構単純です。

犬は私たちとは全く違った考え方で世界を見ています。
そして驚くほど単純な基準で行動をしています。

決まった法則にのっとって(古典的条件付けとオペラント条件付け)で学習し
損か得かで行動しています。

そして犬の全ての行動は次に挙げるたった3つのうちのどれかに基づきます。
1.危険回避
2.食物獲得
3.繁殖行動

僕たちしつけのインストラクターや訓練士と呼ばれる人がなぜ犬を思い通りに動かすことが出来るのか。
その秘密はこれらのことを理解しているからです。
たったこれだけです。

犬は善悪で物事を判断しません。

結構簡単に誰でも、犬の考えていること思っていることを知ることが出来ます。
犬のしぐさを見ればはっきりと表れているからです。
「犬語」とでも言いましょうか。

犬語は例えば

こんな風に読み取ることが出来ます。


犬語ってなに!?という方はこちらをご覧ください。
 ↓ ↓ ↓
犬の言葉・気持ちを理解する方法

ここからは僕の愛犬『ラブちゃん』(ミックス犬、メス)のイラストを見ながら、犬語を見ていきましょう。
ちなみにこれらのイラストは、専門書の挿絵を参考にイラストレーターの方に忠実に書き直していただいたものです。
本の挿絵をそのまま使うわけにはいきませんので、うちの犬をモデルにしました。

ラブちゃん

1.どこを見ればいいのか。どう見ればいいのか。

犬の感情や気持ちがはっきり表れる部位は、
一番は尻尾。次が、その次に鼻・口周りです。
これらの動き方に含まれる意味を明確に知ることが
彼らの言葉を確かに受け取る第一歩です。
体の部位の一つだけで犬語を確実に読み取ることはできません。
態度、表情、そしてそれらが示された状況などを総合的に見なければいけません。

まずはその犬の自然な状態を知ることが重要です。

基本形
「リラックスしてるよ」

この図が基本の状態です。
立ち耳・垂れ耳、尻尾の有る・無しなど、
犬ごとに違いはありますが本質は同じです。

耳も尻尾もその犬の自然な位置の有ります。
頭は肩より高い位置にあって、体全体に無駄な
力は入っていません。

犬の呼吸が整っていて口が開いているのはリラックスしている証拠です。
この状態が崩れれば、犬は何かを感じていると思っていると言うことです。

警戒態勢
「ん?」「あれはなんだ?」
「僕に危害を加える可能性は?」

 
尻尾は水平に持ち上がり緊張を示し、
耳は前方に傾きます。

 

●尻尾

 

犬の尻尾はうれしい時にだけ振るのではありません。

ハッキリ言えることは、尻尾の動きは興奮を表すということです。
それは良い感情、悪い感情どちらの場合もあり得ます。
例えば犬はうれしい時とは正反対、威嚇の時にも尻尾を振ります。
少しでも体を大きく見せるためです。

その時の犬の尻尾の動きが何を表すのかは
尻尾の動き方や他の部位の動きを見れば簡単に分かります。

尻尾がなかったり極端に短い犬種もいます。それらの犬はもちろん全ての犬について、

他の体の部位が表す犬語と組み合わせて考える必要があります。

・自然に垂れている
「リラックスしてるよ」

その犬の自然な尻尾の位置。体も強張らず、リラックスした状態。

・垂れていた尻尾が上を向く
「お!」「ん?」

何かに注目した。何かを聞いたか、見つけた。

・上向きで早く振る(体が仲間の方を向いている場合)
「ねえ!」

注目を求めている。遊びたい、ゴハンが欲しい、散歩に行きたいなど何か要求がある。

 

・上向きで激しく振る
「やったー!」「うれしい!」

喜びや友好の感情。

 

 

・水平にピンと伸びて動かない
「あれはなんだ?僕に危害を加える可能性は?」

開いていた口は閉じる。耳は前方に傾く。
尻尾だけでなく全身の動きが止まる。
体は強張るほどではない。そっちを向いて止まっているだけ。
音や物音、匂いなど何かに対して状況判断をしている。

・大きくゆっくりと、ゆらゆらと振る(顔がこわっている場合)
「なんだよ。やるのか?」

全員が強張り、顔も一点を向いて動かずに尻尾だけをゆっくりと振っている状態。
警戒・威嚇。

 

 

・小さくゆらゆらと振る(顔が笑顔の場合)
「フンフンフン♪」

顔が笑顔で、体も強張っていない場合でゆらゆら振るのはご機嫌。

・腹の下にたくし込む
「ちょ、待って。無理無理無理」


同時に姿勢が低くなり、耳を寝かせる。
身の危険を感じたり、テンションが下がっている。


犬語をまとめたレポート「犬語図鑑 -あなたと犬がわかりあうために-」
こちらのページからメルマガと売るくしていただくとお受け取りいただけます。
 ↓ ↓ ↓



内容をちょっとだけ紹介。

 

Pocket

The following two tabs change content below.
ryo
こんにちは。リョウです。 犬のしつけインストラクターです。 ペットショップ店長の経験もあり、ペット業界でたくさんのワンちゃんやその家族とお話してきました。 その知識や経験をもとに、犬の飼い方やより良い関係づくりに 関わる情報を発信していきたいと思います。 愛犬との絆をより強くするために正しい知識を身につけることが大切だと思っています。動物好きなかたはよろしくお願いしますね!