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あなたは犬のしつけに困っていますか?
もしそうならぜひこの先を読み進めてみてください。
その原因は善悪を教えようとしているからかもしれません。
今回の記事では犬に善悪を教えることの是非を考えていきたいと思います。

今回の話を結論から言うと

犬は善悪の判断はできない。
得か損かの判断はできる。

です。

詳しく話を続けていきますが、

犬は良いことと悪いことの区別が付きません。

善悪の概念がないとも言えます。
これは犬のしつけにおいてとてもとても大事なことです。
テストがあれば必ず出題される類のものになりますので
必ず理解してほしいと思います。

これを聞いても大抵の人はピンとこないでしょう。
「うちの子は良いこと・悪いことの区別分かってるよ!』と。
「ここでトイレしたらダメだという事を分かってるしイタズラした後は申し訳なさ佐生な態度を示すよ❕」と。

確かにそう見えるのでそう考えてしまうのは分かるのですが
それは犬が善悪の判断の結果として行った行動ではなく
損か得かの判断の結果行った行動なんです。

善悪の概念がない彼らに、人間が生み出した道徳や善悪という概念を教えようとした時点で
それは明らかな間違いです。

彼らの脳の仕組みは善悪や道徳を理解するようには作られていない。
人の作った概念を押し付けるのではなく
彼らにわかるように教えることこそ、犬という生物種への敬意だとも考えます。


犬の行動は全て損得

犬が物事を判断する基準は道徳でも善悪でもなく損得です。

その行動は自分にとって損か、得か。
それだけです。
そして損だと判断すれば行動しないし得だと判断すれば行動します。
彼らの行動の指針は極めてシンプルです。

例えば犬がトイレのしつけの時にどのような学習を経てきたでしょうか?

もちろん最初は、排泄が決められた場所でできません。
そうするとお母さん(人間のお母さん)が怒ります。

「ここで排泄しちゃダメって何度言ったらわかるの!」
犬は叱責されて居心地の悪さを感じます。
いつもの優しいお母さんは消え失せてしまい、もちろん遊んでもくれません。

大好きなジャーキーをくれることもしばらくないでしょう。
自分がこの家にいるうえでお母さんが怒っているよりは
ご機嫌でいてくれた方が都合がいいわけです。

次の排泄は偶然にも成功したとします。
するとお母さんはご機嫌で犬はにとっては好ましい状況です。
優しく声をかけてくれるし頭を撫でてくれる。

大好物のジャーキーもくれる。
そして犬はこれらの出来事から学習をします。
こちらの場所では出津すると自分にとって都合がいいことが起きる。
あちらで排泄すると自分によって都合が悪い事が起きる。
そんなことが繰り返された結果として犬は学習するのです。

決して犬自身が善悪の判断ができつようになったわけではないんんです。

いい事、悪い事ではなく
どう行動したら自分にとって最も都合がいいかを考えているのです。

 

しつけの考え方

これらのことをしつけの中でどのように使っていくかというと。

犬にしてほしくない行動を「問題行動」
代わりにしてほしい行動を「代替行動」と呼ぶことにします

 

犬の問題行動をピックアップします。
その行動の代わりにどう行動して欲しかったかを明確にします。
次に犬が問題行動を起こしそうになったら代替行動に誘導します。
代替行動を行ってくれたら報酬を与えます。

ここで重要になるのが犬は意味のない行動はとらないという前提です。
犬はとても賢い動物生き物なので意味のない行動は取りません。
そして自分にとってプラスになると思うなら、
その行動を起こすということです。

つまり犬にとって
問題行動には意味がなく、代替行動にはプラスがあるという状況を作る必要があるんです。

犬が問題行動を起こすのは、その行動が犬にとってプラスに働くからです。
そられは人間にとっては都合が悪いので問題と捉えられるわけですね。
繰り返しますが、犬が問題構想を起こすのは理由があります。
問題行動がが継続的に行われているならば必ず犬にとってそれだけのプラスがあるということです。

そのプラスを見極めていく。
その時に代替案を犬に提示し、その行動を取ってくれた時にきちんと報酬を出すことによって
今までよりもいいプラスを受けっとてもらう。

こうして問題行動は改善していくのです。

人にとっては問題のある行動であっても
犬にとってそんなものは関係ありません。
人の基準であって犬の基準ではないからです。

とすれば、彼らの基準で物事を見てこう行動すれば、より得だよ!と
明確に伝え、彼らにきちんと理解してもらえれば
こちらが叱る必要も怒る必要もなく
彼らが自分で判断して行動を変えてくれるのです。

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ryo
こんにちは。リョウです。 犬のしつけインストラクターです。 ペットショップ店長の経験もあり、ペット業界でたくさんのワンちゃんやその家族とお話してきました。 その知識や経験をもとに、犬の飼い方やより良い関係づくりに 関わる情報を発信していきたいと思います。 愛犬との絆をより強くするために正しい知識を身につけることが大切だと思っています。動物好きなかたはよろしくお願いしますね!