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さっきこんなニュースを見ました。

 

 

 

 

 

http://www.afpbb.com/articles/-/3131112
「ティラノサウルスは羽毛で覆われていた説」が覆ったと。

やっぱり鱗で覆われていたというのが濃厚になったよという話。

え?
恐竜に羽毛が生えてたなんて聞いたことないよって?
そう思った人は恐竜についての勉強が不足してますね(笑)

ある種に限っては体表が羽毛で覆われていたことが
ハッキリしています。
ただ、ティラノなどの大型種については専門家の間でも
意見が割れていたようです。
   
    

僕は子供の頃、
小学校にあがる前から恐竜が大好きで
恐竜図鑑をしょっちゅう見て育ちました。

で、恐竜の魅力は色々あるんですが
なかでも面白いのが

「学説によってイメージがコロコロ変わる」

ってところなんですよ!
     
    
たとえば
僕が小さい頃に家にあった本には
恐竜は直立して描かれていました。
イメージで言うとゴジラです。
  
真っ直ぐ立って、尻尾を引きずりながら歩く。
そんな恰好では歩く時に体を左右にひねることになります。
当然、早く走ることなんて出来っこないので
恐竜は「不器用にノソノソ歩く鈍足の爬虫類」。
そういうイメージだった。
僕個人はもちろん世間はみんなそう思っていました。
   
  
でもしばらくすると
恐竜のイメージは一変しました。

恐竜の研究が進んだ結果、
頭から尾の先までを一直線にしていたことが分かったんです。
地面に対して体を水平に、上手くバランスを取っていたと。

それは今までの恐竜のイメージを180°変えました。
      

その姿勢なら歩く時に体をひねらなくて済みます。
それどころか尻尾を使って上手くバランス取りながら
猛スピードで走ることができます。

鈍足の爬虫類という常識は覆りました。
恐竜は俊敏なハンターだったのです。
     
    
そしてさらに面白いのが、
研究が進むにつれて今度は
「恐竜は速く走れなかった」という説が出てきます。

どっちなんだいって感じですね(笑)

僕が小学校5年生くらいの時にクラスで発表したのでよく覚えています。
(新聞を読んで自分が気になる記事について
みんなの前で発表するという時間がありました)

僕は新聞に載っていた恐竜についての記事について発表しました。
その記事では
ティラノサウルスの体重に対しての最大筋量を計算した結果、
最大でも時速18km程度しか出なかっただろうと書かれていました。
人間がもし追われても、必死で走れば逃げ切ることができるだろうと。
(ちなみに映画ジュラシックパーク3ではこの研究結果にもとづいて
ティラノサウルスの走るスピードが前作までに比べて
大幅に修正されています)
 
 
他にも冒頭に触れた羽毛の問題が出てきます。
化石というのは骨だけなので皮膚の様子は想像するしかありません。
そのため、恐竜の体表は
ワニなどのような鱗状だったと考えられてきました。
現存している大型爬虫類が皆そうだからです。
恐竜の皮膚は鱗状。
これは言ってしまえば常識でした。

そこへきてここ10年ほどでしょうか。
一部の恐竜の体表には羽毛が存在していたことが
分かってきました。
非常に保存状態のいい化石が見つかり、
そこに羽毛の跡がくっきりと刻まれていたんです。

すると今まで当たり前のように鱗状だと思っていた人たちが
この種類にも羽毛が生えていたんじゃないかとか言い出して
常識は変わるわけです。
    
   
恐竜話続きますよ!ついてきてくださいね(笑)
   
    
今までの認識がひっくり返るのは
なにも容姿についてだけではありません。
名前についてもこんなエピソードがあります。

オビラプトルという恐竜がいます。
名前の意味は「卵泥棒」です。
他の恐竜の卵のそばで発見されたので
その卵を盗んで食べる種だったのだろうと思って
そう名づけられたのです。

どの恐竜図鑑を見てもオビラプトルは卵泥棒。
他の恐竜の卵を盗んできては食い漁るという
そういう描き方をされていました。
オビラプトルは卵泥棒。
これは常識でした。

それが後年、なんと冤罪だったと分かります。
盗もうとしたように見えた卵は実は
オビラプトル自身の卵だったのです。
この種は抱卵の習性を持っていて
自らの卵を温めていた。
その姿のまま化石になってしまったんです。
最後に彼女は卵を守ろうとしたかもしれません。

そう考えると「卵泥棒」と名付けられたこの種は
なんという悲しいまでの濡れ衣だったわけです。
現在ではオビラプトルは卵泥棒という名を持ちながらも
卵泥棒ではないというのが常識です。
むしろこのエピソードは図鑑などに必ず書いてあります。
(濡れ衣が判明した後も学名の変更などは無し)

     
       
     
だいぶ長くなりましたが何が言いたいのかというと
常識というのは時間と共に変わるんだという事。
かつて常識だったことがこの先もずっと常識であり続ける保証はどこにもない。
そしてそれは国や地域ごとにも異なる。

例えば平安時代の女性は12枚も着物を着ていてそれが正装として常識だった。
現在の日本では常識とされている春の一括採用も世界では非常識。
税金の源泉徴収という仕組みも。
かつてメイドインジャパンは安かろう悪かろうの代名詞だった。

ある常識が異なる地域・異なる時代で同じように常識である保証なんてどこにもないわけです。
   
    
     
犬は今まで番犬の意味合いが強かった。
庭に鎖でつないでおいて
知らない人が来たら吠えて教えてくれ。
それでよかった。
だからゴハンに味噌汁ぶっかけて食わせりゃ
それでよかったんです。

でも今は違います。
犬はペットになった。
家族になった。 
家の中で一緒に過ごし
喜びも悲しみも分かち合う存在に。

そうすれば犬に対しての見方が変わってくるのは当然。
健康で長生きしてほしいので
食べ物にもこだわる人も出てきます。

近年の犬の見方については
僕がペットショップ店長の時に
ある常連さんが言ってくれた次の言葉に集約されています。

「おれはなぁ
こいつらにどんだけ元気をもらってるか分かんねぇよ。
確かに金がかかったり大変だけど
その何倍ももらってるよ。
ほんとにこいつらには助けられてる。」

トイプードル3匹を飼ってる家族の
迫力のあるいかついお父さんが
そう言ってくれた。
    
奥さんも横でいつもニコニコしてる。
     
    
そうだよね。
これからの常識として
犬ってそういう存在だよね。
   
今まで犬は外飼いで番犬だったけど
これからは「家族」。
それが新しい常識。
 
 

そして僕はしつけインストラクター。
困った人がいれば僕の持っている
しつけに関する知識や技術。
そういうものを生かしていきたいと思う。

むしろ人間と犬との距離がどんどん縮まっていくにつれ
トラブルは必ず増えてくる。
犬が人間社会のルールをきちんと把握し
しっかりと守らせる必要が。

そんな時に人と犬の橋渡しができるのは
しつけインストラクターだと思う。

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ryo
こんにちは。リョウです。 犬のしつけインストラクターです。 ペットショップ店長の経験もあり、ペット業界でたくさんのワンちゃんやその家族とお話してきました。 その知識や経験をもとに、犬の飼い方やより良い関係づくりに 関わる情報を発信していきたいと思います。 愛犬との絆をより強くするために正しい知識を身につけることが大切だと思っています。動物好きなかたはよろしくお願いしますね!